東京都心から郊外の多摩地区へと向かうと、広大な霊園を見かけることが多くなっています。特に平地部分よりも丘陵地に大きな霊園が作られていることが多いのですが、これには理由があるのです。

平地に霊園を造成すると都市郊外なので周囲に緑はあっても霊園に起伏が無い事から、景観を活かした眺望は得られません。それに対して丘陵地では高台にあるお墓の前に立つと、斜面の向こう側に緑や住宅地といった風景が目に入り、郊外ならではの広大な眺望が得られることから人気となっているのです。

また、多くの丘陵地の霊園では自然豊かなガーデニングが行われたガーデン霊園となっていて、昔の霊園のような怖いイメージの場所ではなく祖先の眠る公園のような感覚で、生きている人を和ませる空間となっています。

このように多摩地区の丘陵にあるような霊園は都心から比較的近いのに眺望の素晴らしい点が魅力です。
しかし、霊園では車や送迎バスでお墓の近くまで移動することは出来ますが、霊園が丘の中腹にあることから高低差が大きく、駐車場に近い墓地は移動が簡単なので人気があることから価格も高く、比較手頃な墓地になると手を合わせに行くには、坂を上がったり下がったりする必要があるので注意が必要です。

その為、最近の霊園ではお墓への移動を楽にする為にエスカレーター付きの参道を用意した霊園も増えています。
このような場所にお墓があるとお墓参りが面倒な儀式ではなく、ちょっとしたピクニック感覚で気軽に行けるようになる点が魅力だと思います。